Junghans『Max Bill』

道具

僕らが快適に暮らすためには、ある程度の道具が必要です。 なくても生きていける場合がほとんどだけど、自分を心地よくしてくれる道具を見つけると毎日が少し豊かになる。 今、僕が持っている時計は2本。父親の形見の時計と自分で選んだユンハンスの「マックス・ビル」です。

この時計をデザインしたのは、マックス・ビル。 スイス生まれで「バウハウス最後巨匠」と呼ばれているデザイナーです。 この時計の好きなところは、まあるくてシンプル見た目です。ドーム型のプラスチック風防のまるみが美しい。過度な装飾のない文字盤や見た目はシンプルで心地よい。仕事からプライベートまで幅広く使える汎用性が気に入っています。 僕は装飾品を身につけるのが得意ではない。 ユンハンスの「マックス・ビル」の時計だけは毎日心地よく身につけている。 もう自分のスタイルの一部になっている気がします。

選ぶ道具は、できるだけ長く使うためにも自分が納得したものを選ぶことを大切にしている。 高い安いではなく好きか嫌いを基準に選ぶことが結局のところ長い時間を共有する方法のひとつだと思う。 僕はできるだけ長く一緒にいれる道具を選びたいです。